「こめかみ」の語源は、目じりと耳の上の間にある、物を噛むと動くところです。

「こめかみ」　米を噛むと動くことから生まれた言葉です。

噛む機能が少ないと、お口周りの筋肉が鍛えられず顎（あご）の発育不足につながり歯並びにも大きく影響します。

噛まずに飲み込むことで消化吸収が悪くなります。

噛むことは顎の骨を発育させる刺激にもなり、顔の筋肉を発達させます。

料理をするときは、食材を刻み過ぎず、前歯を使って嚙み切るようにしたり、キシリトールガムを噛んだりしましょう。

お口周りの筋肉の緩みが原因で、習慣的に口唇を閉じることが出来なく口呼吸の状態になります。

その為に、口の中が乾燥し口唇のひび割れや歯肉炎、初期虫歯がみられてくることがあります。

舌の位置にも大きく影響し、口唇と舌の筋肉のバランスが悪くなり歯並びを整える機能が失われ「出っ歯」になることがあります。

早い段階での対応が大切です。

あいうべ体操は、道具も必要なく手軽に出来ます。

日頃から「口を閉じる」「鼻呼吸」をする意識をもって生活しましょう。