唾液の粘液性（ねんえきせい）、漿液性（しょうえきせい）｜天王寺の歯医者なら川上歯科あべの診療所

2021/04/06

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唾液の粘液性（ねんえきせい）、漿液性（しょうえきせい）

唾液は、正常なら一日に1,000～1,500㎖程度分泌されます。

一日の中でも食事中に最も多く分泌され、睡眠時には最も減ります。

唾液には粘液性（ネバネバ）と漿液性（サラサラ）があり、不安や緊張、イライラなどのストレスを感じている時に交感神経が優位に働き、唾液量が減り、粘液性の唾液が分泌されます。

逆に、リラックスしている時は副交感神経が優位となり、漿液性の唾液が分泌されます。

唾液は、ある程度お口の中のプラーク（汚れ）を洗い流してくれますが、ネバネバした唾液だとプラークが残りやすく虫歯リスクが上がってしまいます。

改善方法は、こまめなうがいや水分補給です。

口を開けた時に唾液が糸を引くような感じがあれば、粘液性唾液の可能性が高いので心がけてみてください。

唾液の性質だけでなく量も重要です。

唾液分泌が少ない睡眠時は、菌が増えやすく活発になるので、寝る前の歯磨きや歯と歯の間のお掃除（歯間ブラシやフロス）は必ずしましょう。

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