ブラキシズムとは、寝ているときや起きている時を問わず、歯をすり合わせたり、噛みしめたりすることです。

睡眠時ブラキシズムには「歯ぎしり」と「食いしばり」があります。

睡眠時ブラキシズムを理解するうえで、ふたつを分けて考えることが大切です。

たとえば、歯ぎしりは歯ぎしり音を伴い歯のすりへりを引き起こします。これを放っておくと、歯の表面が凸凹になってしまう恐れがあります。、

食いしばりは、音がならずすりへりもありませんが、歯茎や顎に大きな負担がかかります。

放置しておくと、歯周病や歯肉炎・顎まわりの筋肉痛・顎関節症の原因にもなってしまいます。

「歯が痛い」「肩こり」など、気になる症状があれば、同居人に協力してもらい歯ぎしりを認識し、早め早めに処置を行い、歯ぎしりの治療をし二次的な病気にならないようにしましょう。

また歯の定期的な検診を行い、歯の欠け具合や噛み合わせも同時にチェックし、異常があればすぐに気づけるようにしましょう。