今年の夏も暑かったですね。

脱水になりそうな状態の時、心配になってスポーツドリンクを…と思ってしまいます。

そこで、イオン飲料水について調べてみました。

イオン飲料水とは、カリウムやナトリウムの電解質を含む水のことで、塩分と糖分を水に溶かしたものです。

イオン飲料水には、『スポーツドリンク』と『経口補水液』があります。

・経口補水液

運動や下痢をすると、体から水分だけでなくナトリウムなどのイオンも奪われます。

水だけを飲んでも尿として排泄されて細胞の中まで入りません。そこで開発されたのが経口補水液で、飲む点滴とも呼ばれ、水分や電解質やブドウ糖が速やかに吸収されるように調整されています。

・スポーツドリンク

飲みやすくするために砂糖や風味を加えられた清涼飲料水です。

経口補水液と比較すると、電解質やナトリウムの吸収率は１/３程度だそうです。

スポーツドリンクには砂糖が含まれているのですが、ペットボトル１本５００㎖には約３０ℊ（ステックシュガー１０本分）の砂糖が含まれ、㏗も2.5～5.5と低くなっているため歯が溶かされないか心配ですね。

※歯は㏗5.5以下の酸で溶かされます。

※メカ―によっては砂糖の種類や量も異なります。

日頃からスポーツドリンクを飲む習慣がある方は、歯の表面が脱灰したり白濁していませんか？

お口の中が酸性の状態が長く続くと歯を溶かしてしまい、虫歯を作り出してしまいます。

それなので、スポーツドリンクと一緒にお水を飲んで、酸性状態を中和するといいかもしれませんね。