コロナウイルスの影響により在宅ワークをされている方も多くいらっしゃると思います。

肩の凝りや首の凝りが出てきていませんか。

顎関節症（がくかんせつしょう）についてお話しします。

顎（あご）の関節に様々な症状が出ることをまとめて顎関節症といいます。

例えば、口を大きく開ける時に音がする、痛くて開けられない。

何をしていなくても顎が傷むこともあります。

顎関節の不調だけでなく、肩こり首こり頭痛などの問題も引き起こします。

顎の関節に過度な力がかかり続けることが原因で、咀嚼筋（そしゃくきん）の緊張は歯ぎしり食いしばりによって起こります。

緊張したり集中すると、無意識の間に噛みしめていることがあります。

歯の機能時以外の不用意な接触や食いしばりは、顎の関節に体重の２倍の力がかかっているといわれています。

過度な力に顎が耐えられなくなると、痛みが出て口が開けにくくなりますし、歯にヒビが入る事もあります。

症状が軽度の場合は、日常生活での噛みしめや姿勢を改善するように経過観察します。

就寝時に着けるマウスピースを作ったり、噛み合わせを調整したり、詰め物や被せ物の高さを治すこともあります。

心当たりのある方は、良い姿勢をとるように気を付けたり、首や肩回りのストレッチをしたり、顎の力を抜いて負担をかけないように意識することで、日頃感じていた肩こりや首こりが少し軽減されるかもしれないですね。

大変な時期ですが頑張りましょう。