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2019/11/11
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歯科治療による金属アレルギーについて

こんにちは。

早速ですが、、みなさんアレルギーはお持ちですか?



『アレルギー』とは…

外部からの侵入物を排除するために存在する「免疫反応」が特定の物質(抗原・アレルゲン)に対して過剰に起こることを言います。



このアレルギーが原因となって起こる病気をアレルギー性疾患といいます。

喘息(ぜんそく)やアレルギー性鼻炎、食物アレルギーやじんましん等が含まれ、中でも花粉症やアトピー性皮膚炎で悩まれている方は年々増加しているので、「私も」って方も多いのでは⁈



この『アレルギー』の原因は、ダニやハウスダスト、スギなどの花粉、ピアスやネックレスなどの金属が有名ですが、歯科治療の金属によって生じるアレルギー症状もあることをご存

じでしょうか?

今日は『歯科治療による金属アレルギー』についてお話ししたいと思います。



『歯科治療による金属アレルギー』とは

歯科治療で入れた金属がアレルギーの原因となって、お口の中や体に異常な反応を起こすことをいいます。

金属は水分のあるところで金属イオンになって溶け出します。

歯の詰め物や被せ物から溶け出した金属イオンは体に蓄積され、それが過剰になることでアレルギー反応が起こるとされています。

アクセサリーなどによる金属アレルギーに比べて発症頻度は少ないと言われていますが、近年、増加傾向にあり、その予備軍も含めて1,000万人、およそ日本人の12人に1人の

存在が推測されています。



では、お口の中の金属によって起こる代表的なアレルギー症状には、どのようなものがあるか・・・

・味が分かりにくい等の味覚異常

・金属の成分が溶けだし、その金属と接触している歯ぐきが他と比べて少し黒くなっている等の色素沈着

・舌の先や舌の縁がヒリヒリ、ピリピリして痛い

・口内炎が頻繁にできたり、口の周りが赤くただれる(口唇炎)



では歯科金属アレルギーを予防するには・・・

・虫歯を作らない

・何年、何十年とお口の中に入ったままの金属が無いかチェックする。

 錆びたような金属は無いか、アマルガムは入っていないか。

・口の中に種類の違う金属が入っていると、アレルギーが起こりやすくなりますので異種金属の使用を避ける。

・重度の歯周病や口内炎などの炎症状態が続いているお口の中では金属がイオン化しやすく、金属アレルギーを起こしやすいので、歯槽膿漏や歯周病にならないように口腔環境

を整える



金属アレルギーでお悩みの方はもしかすると、お口の中の金属が原因の一つになっているかもしれません。

お悩みの方や、上記に書いてある症状等に当てはまる項目が1つでもある方は、一度歯科で相談してみて下さい。




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