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虫歯の予防に「キシリトール」というのはよく耳にすると思います。
去年、キシリトールの効果について少しブログに書きましたが、今回もう少し詳しく書いていきたいと思います。
~キシリトールとは~
自然界に存在する天然素材の人工甘味料です。果物や野菜に含まれていて砂糖と同等の甘味度といわれています。
いちごやラズベリー、バナナなどの果物類、カリフラワーやレタス、ほうれん草といった野菜類など身近な食品に含まれています。
砂糖と同等の甘さですが、血糖値に影響を与えません。
キシリトールは代謝するのにインシュリンを必要としないので血糖値の急上昇がなく、糖尿病の方が摂取しても問題ないといわれています。
~虫歯の予防効果~
キシリトールは砂糖と同等の甘味をもつため、口腔内にいれると味覚が刺激され唾液分泌を促進します。また口腔内のカルシウムレベルが増大するため歯の再石灰化を促進します。
砂糖を摂取した場合、菌が酸を作り出し、pHがさがり(=口の中が酸性になること)、歯のエナメル質に脱灰(だっかい=歯のミネラル成分が溶け出すこと)が生じるのに対し、キシリトールは口腔内細菌による酸の生成がおこなわれないため脱灰はおきません。
菌はエネルギーを使って糖分をとりこみます。キシリトールの場合、菌がエネルギーを使って糖分を取り込んでもキシリトールから酸を作り出すことができません。これにより菌は、増殖や歯垢の形成を抑えます。
あくまでも、成分のお話であり、歯垢を取り除くわけではありませんので、毎日のブラッシングは必須です!
ただし過剰摂取はおやめください。お腹を下しやすくなるので摂取量に注意です。
上手にキシリトールを使ってもう一歩前の予防をしませんか。
阿倍野の歯医者なら川上歯科あべの診療所
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