もうあと１週間もすれば学校は夏休みに入りますね。

幼稚園や学校から、「歯科検診の結果」の紙を持って帰ってきたお子さんもいらっしゃることでしょう。

もう歯医者さんへは行かれましたか？

幼稚園・保育園や学校での歯科検診は、毎年５～６月に行われることが多く、虫歯の有無、歯ぐきの状態や歯垢（しこう）の付き具合、顎関節、歯並び、噛み合わせなどを検査します。

歯科健診結果の紙を持って帰って来たら、小学生～高校生のお子様は自分自身で歯医者に行こうというきっかけにもなりますね。

「歯科医師による診断が必要」と書いてある場合はなるべく早く歯医者さんで適切な処置をうけるようにしてください。

「異常なし」「定期的な観察が必要」と書いてあるお子様も、歯医者さんに行かなくてもいいということではないのです。集団検診であるため、多くの人数を対象にして短時間で健診を行うため、もしかしたら見つけられなかったごく小さな虫歯があるかもしれません。

虫歯は初期の段階であれば１回で治療が終わりますが、虫歯を放っておいて大きくなり過ぎると治療に何回も歯医者さんへ通わないといけなくなります。歯科検診結果の紙を持って帰ってこられたら、なるべく早く歯科医院にお越しください。

歯医者さんでは、お子様のお口の状態、歯並びに合わせた歯みがき指導もしていますので、磨きづらいところのブラッシング方法なども気軽に聞いて頂けます。歯のお掃除やフッ素塗布などの虫歯予防の処置もしてもらい、歯を健康に保ちましょう。

もうすぐ夏休み、まずは一度検診に来てみてください(^^)