近頃、本格的な冬を前に、気温も下がりとても寒くなってきました。

そこでこんな体験をしたことはありませんか？

「冷たい空気が歯にしみる」

「虫歯ではないのに歯が痛い」

まず、考えられる理由の1つとしては、温度差があげられます。

温かい飲み物を飲んだあとに寒い空気に触れると、歯の神経が過敏になり寒暖差を感じるからです。普段はなんともなかったのに、冬になると知覚過敏のような症状がみられるのも、その一種と考えられます。

2つめの理由は、歯の筋肉痛といわれるものです。

よく、物事に集中しているときや寝ているときに、無意識に歯を食いしばっている方がいると思います。それに加えて、寒くなってくるとその寒さに耐えようと無意識に歯を食いしばることが多くなってしまいます。

そのことから、虫歯ではないが、歯が痛い　という症状に繋がってきます。

その他にも、冬は空気が乾燥しているため、お口の中もいつもより乾燥しやすくなります。

それらが原因で虫歯予防に大切な唾液の分泌量が減り、お口の中は、虫歯が出来やすい環境になるといわれています。

上記の対策方法として、

・マスクやマフラーなどをして口元の温度差を減らす。

・寒さ対策をして体全体をリラックスさせる。

・お口の中が乾燥しないように唾液の分泌を促す。

などが大切です。